ウェルスナビは2月13日、「新NISAに関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月12日~13日、全国の投資意向がある20代~50代の投資初心者約3,000人を対象にインターネットで行われた。
「新NISA開始に伴い『投資』に関する行動を変えましたか、あるいは概ね今後1カ月以内に変える予定がありますか?」と質問したところ、「資産運用やNISAに関して情報収集をした」(42.5%)が最多に。一方で、「積立投資を設定した」(25.1%)、「資産運用をする金額を増やした」(20.8%)と回答した人もそれぞれ2割超見られ、投資経験のある方は、新NISAの利用に向けて具体的な行動を起こしている様子が見て取れた。
また、「新NISA制度について、利用するうえで難しいと感じる点はありますか?」と聞くと、「投資する商品の選び方」が最多の45.2%。次いで「投資する額の決め方」(27.2%)が続き、自分が投資すべき商品や額について悩んでいる人が多いよう。さらに、「NISA制度そのもの」と回答した人も26.0%見られ、投資経験者でも新NISA制度自体に難しさを感じている様子が伺えた。
最後に、「新NISAをどのように使いたいですか?」と尋ねたところ、「将来のためにコツコツ運用したい」(67.3%)が最も多く、長期投資を前提とした運用をしている人が多いことが判明。次いで、「自分のライフプランにあった形で運用したい」(56.7%)が続き、ライフプランと資産運用を結びつけている人も多く見られた。