居酒屋で”ノロ”食中毒発生 9人が下痢やおう吐など発症も快方に 店は1日間の営業停止【新潟・上越】

新潟県は17日、上越市の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。店の客9人が下痢やおう吐などの症状を発症しましたが現在は全員快方に向かっているということです。

2月13日、上越保健所管内の医療機関から上越保健所に対し「10日に上越市本町にある飲食店を利用し胃腸炎症状を呈した患者を診察した。患者によると同じグループの複数人も同じ症状を呈している」と連絡がありました。

上越保健所が調査をしたところ、10日と11日にこの飲食店を利用した客のうち、4グループの9人(20~60代の男女)が下痢や発熱、おう吐などの症状を呈していたことが判明し、検査の結果8人の便からノロウイルスが検出されました。

現在患者は全員が快方に向かっています。

県によりますと店はいわゆる居酒屋で、原因となったメニューなどはわかっていません。

上越保健所は店に対し2月17日1日間の営業停止処分とし、調理施設の清掃や従業員の健康管理の徹底などを命じました。

今年に入り県内の食中毒発生件数は5件で、患者は74人となっています。

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