パブのトイレ個室で新生児の遺体発見 対応したスタッフに称賛の声も

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死産した赤ちゃんを店のトイレに残し、姿を消した女性。警察の動きと女性が保護されるまでの経緯を、『Metro』『Northwich Guardian』などイギリスのメディアが伝えている。

1月28日午後5時前、イギリス・リーズにあるパブのトイレの個室にて、生まれたばかりとみられる女の赤ちゃんが発見された。すぐに警察や救急隊が現場に駆けつけ確認したが、赤ちゃんはすでに死亡していたという。
その翌日には警察が会見を開き、「死産だったようです」「トイレで生まれた可能性があります」と発表。遺体を残してパブを出たとみられる母親へのメッセージとして、「我々はあなたを逮捕しようと考えているわけではありません」などと述べた。

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警察はさらに「どうか警察、もしくは病院に連絡してください。あなたが産後ケアを受けられるよう手配したいのです」「何が起こったのか、きちんと理解したいと思っています」「あなたには医師の診察を受けてもらいたい」と訴えかけた。
その後、警察は慎重に調べを進め母親を特定。無事に保護して病院に連れて行ったこと、十分なサポートを受けていることも公表した。母親の年齢や氏名など、個人の特定につながる情報は明かされていない。

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パブ経営者は遺体発見後にFacebookを更新し、「お店にいたお客様すべて、またこの騒動ゆえに入店できなかった皆様に謝罪したいと思います」と投稿した。
当時店にいた客らは、「あんなに大変な状況だったのに、客たちがパニックにならないよう上手に対応してくれた」とスタッフを称賛している。

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2022年には、アメリカ・サウスカロライナ州グリーンビルで暮らす10代の少女が、メキシコ料理店内のトイレで男児を出産。ゴミを捨てに出たスタッフが袋の裂け目から転がり落ちた新生児の遺体に気づいて通報し、少女と犯行に加担した40代の母親が逮捕された。
この赤ちゃんは元気に生まれた可能性が高いというが、ゴミ箱に捨てられたことが原因で命を落としたとみられている。

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