お笑いコンビ『オードリー』の若林正恭さんと、水卜麻美アナウンサーがMCを務める、バラエティ番組『午前0時の森』(日本テレビ系)。
小心者でいろいろ考えてしまうゲストが、MCの2人に悩みを打ち明けるという番組テーマが、人気を博しています。
2024年2月6日、同番組にゲストの1人として登場した、タレントの松丸亮吾さんは、LINEに関するある悩みを語りました。
松丸さんの悩みは、LINEのやりとりをする中で、『相手に合わせることだけを考えすぎて、正直な自分が迷宮入りした』というもの。
テキストコミュニケーションを避けられない現代特有の悩みに、共感できる人も多いのではないでしょうか。
松丸さんは、テンションが低いと思われないようにするため、あらゆる工夫を凝らしているのだとか。
例えば、相手が文末に、『笑う』という表現として用いられる『笑』か『w』のどちらを使うのか、また『!』を使う頻度や数まで分析したうえで、返信しているといいます。
「漢字の『笑』って、おじさんが使うんでしたっけ?」と問いかける若林さんに対し、「若い人もかなり使ってます。しかもいろいろ派閥があって…」と返す、松丸さん。
「『!』の後には漢字の『笑』を使うけど、『!』がない時は『(笑)』にする人とか」と、松丸さんが付け加えると、水卜アナも大きくうなずいていました。
『笑』や『!』の使い方に神経質な松丸さんですが、LINEのやりとりをする際に意識しているのは、テキスト表現だけではないそうです。
自分がその、気にしていなかったことで、相手が「この人ヘンだな」とか、「テンションおかしいな」って思われるのが嫌で。
例えば、相手がスタンプをめっちゃ送ってくれる人だったら、こっちもスタンプで送り返すけど、送る個数は同じにするとか。
午前0時の森 ーより引用
松丸さんは、スタンプの使い方にも気を遣っているといいます。
「冷めてると思われたくないってことか」と納得する若林さんに向けて、松丸さんはこう返しました。
たまに全然興味なくても、相手のスタンプ買いますもん。
午前0時の森 ーより引用
相手から送られてきたスタンプのキャラクターに興味がなくても、テンションを合わせるために同じものを買うことがあるという、松丸さん。
松丸さんの言葉に、ともにゲスト出演したタレントの野呂佳代さんも、「え!一緒!」と共感していました。
LINEのやりとりにおいて、相手のテンションに合わせるために工夫するのは、よくあることなのかもしれませんね。
番組を見た松丸さんのファンから、共感のコメントが多数寄せられました。
・私も合わせます!『笑』に関しては、括弧の有無と括弧の全角半角までそろえる…。
・めっちゃ分かる!逆に『!』を付けすぎた後に返信が来ないと、「テンションを間違えたかな?」って思っちゃう。
・相手との関係性や性別によって変えています!一体どれが本当の自分なんでしょうね!
・すごく共感!常に周囲の目線に敏感なので、相手のテンションに合わせがちです…。
LINEのやりとりで相手に合わせすぎてしまうことを明かした松丸さんに対し、「私もそうだな」と思った人は多いはず。
しかし、相手を意識しすぎることで、『本当の自分』を見失ってしまう可能性もあるため、程よく合わせるくらいがちょうどよいのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]