「最後に崩れてしまった…」藤井聡太八冠が朝日杯決勝で永瀬拓矢九段に敗れる 師匠の杉本昌隆八段「一角を崩す最有力候補は永瀬九段」

将棋の藤井聡太八冠(21)が10日、2年連続5度目の優勝をかけ「朝日杯将棋オープン戦」の決勝に臨みました。相手は手の内を知り尽くした永瀬拓矢九段。対局の結果は?
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10日東京で行われた「朝日杯将棋オープン戦」は、持ち時間それぞれ40分の早指しで行われました。順当に勝ち進んだ藤井八冠の決勝の相手は、因縁のライバル、永瀬拓矢九段(31)。
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永瀬九段といえば藤井八冠と名古屋で練習対局を重ね、お互いに手の内を知り尽くした間柄。去年10月王座戦に敗れ、目の前で藤井八冠の「八冠独占」を決められましたが、永瀬九段の強さは一目置かれていました。
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(藤井八冠の師匠 杉本昌隆八段 去年10月)「今回の勝負(王座戦)は敗れてしまったけれど、おそらく藤井八冠の一角を崩す最有力候補は、永瀬前王座だと思います」
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そしておとといの決勝は藤井八冠が先に持ち時間を使い果たし、一分将棋になる展開に。この時点で永瀬九段は28分を残していて最終的に129手で永瀬九段が勝利。藤井八冠の朝日杯、2年連続5度目の優勝はなりませんでした。(藤井八冠)「際どいかなと思っていたが最後に崩れてしまったので そこが残念」
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永瀬九段は朝日杯で初優勝。王座戦の雪辱を果たしました。(永瀬九段)「最近、藤井さんに対して(戦法の)角換わりが将棋にならない。きょうは違う攻め手にしようかなと思いました。きょうは幸いして良かったなと思います」
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タイトル戦の防衛が続く、藤井八冠の次の対局は2月24日、棋王戦第2局です。

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