がん公表の英チャールズ国王、声明で励ましに感謝「優しい思いは最大の慰めであり励ましです」

英国王室が10日(日本時間11日)、公式インスタグラムを更新。チャールズ国王ががん公表後、初めて声明を発表した。
英国王室は5日に「国王が良性の前立腺肥大のため最近入院された際、別の懸念事項が指摘されました。その後の診断の結果、癌(がん)の一種であることが判明しました」と種類こそ明かさなかったが、病を明かした。
この日の投稿には病院スタッフと笑顔で握手を交わす国王の写真と、「チャールズ・R」と国王の署名入り声明文の画像がアップされた。
声明文には「ここ数日、たくさんの応援メッセージやお見舞いをいただき、心から感謝しています。がんに罹患(りかん)したすべての人が知っているように、このような優しい思いは最大の慰めであり励ましです。また、私自身の診断を伝えることで、一般の方々の理解を促進し、英国や世界のがん患者やその家族を支援するすべての組織の活動に光を当てることができたと聞き、同様に心強く思っています。彼らのたゆまぬケアと献身に対する私の生涯の称賛は、私自身の個人的な経験の結果として、より大きなものとなりました」と記された。
英国王室ではキャサリン皇太子妃が1月17日(同1月18日)に腹部手術を受け、1月29日(同30日)に退院したことを公表していた。

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