名古屋市教育委員会が複数の教員団体から毎年200万円を超える現金を受け取っていたことが分かりました。市は「不適切な金品の授受」にあたるとして調査する方針です。
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名古屋市教育委員会によりますと、教員の人事を担当する教職員課が小中学校の校長で構成される「校長会」など少なくとも40の団体から、現金約5000円から3万円を毎年受け取っていました。総額は年に200万円を超えるということです。
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各団体は校長に推薦する教員の名簿とともに現金を納めていて、市教委は「金品の授受が人事に反映されていたか」を調査するとしています。聞き取りに対し教職員課は「陣中見舞いや激励の意味で受け取っていた」と話しているということです。
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(名古屋市 河村たかし市長)「こんなことをしていたら、子どものための学校じゃなくて、内部で一部の教員が出世するための学校になっている。徹底的に真相を究明しなければならない」市は第三者を含む調査委員会を立ち上げ、調査結果を今年度中に取りまとめる方針です。