大東建託は「子育て世帯の街の住みここちランキング2023<首都圏版>」を、2024年2月7日に発表した。調査は2019年3月26日~2023年3月15日の期間、首都圏居住の20歳以上50歳以下、既婚、子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出した6万2,575名を対象にインターネットにて実施したもの。
首都圏の「子育て世帯の街(駅)の住みここちランキング」をみると、1位は2年連続で「奥沢」だった。東京都世田谷区に位置し、「親しみやすさ」で5位の評価を得ている。
2位は全世帯を対象とした「街の住みここちランキング2023<首都圏版>」でもトップ10に入る「築地・新富町A」が、3年連続でランクイン。東京都中央区に位置し東京メトロの日比谷線や有楽町線などが乗り入れる駅で、「親しみやすさ」で4位、「交通利便性」で5位の評価を得た。
3位は「清澄白河」。東京都江東区に位置し、「静かさ治安」「親しみやすさ」にて3位と高い評価を得ている。
以降、昨年ランキング集計対象外だった「洗足池」が4位、5位「学芸大学」、6位「都築ふれあいの丘」、7位「尾山台」、8位「目白」、9位「海浜幕張」、10位「吉祥寺」と続き、トップ10内では8位~10位の駅が昨年から順位を上げてランクインした。
首都圏の「子育て世帯の街(自治体)の住みここちランキング」では、3年連続で「東京都・中央区」が1位に。「交通利便性」「親しみやすさ」で1位、「生活利便性」で5位と高い評価され、さらに唯一偏差値70台の高評価を得ている。
2位は「東京都・武蔵野市」で、昨年の4位から順位を上げてランクインした。「行政サービス」で1位、「親しみやすさ」で1位、「生活利便性」「防災」で3位の評価を得ている。
3位は、2年連続で「埼玉県・さいたま市浦和区」。「防災」で2位、「行政サービス」で4位、「親しみやすさ」で5位の評価を得た。
以降、4位「東京都・目黒区」、5位「千葉県・印西市」、6位「神奈川県・横浜市西区」、7位「神奈川県・横浜市都筑区」、8位「千葉県・浦安市」、9位「東京都・港区」、10位「東京都・三鷹市」と続いた。
トップ10には東京都が最も多く5自治体、千葉県・神奈川県は2自治体、埼玉県は1自治体がランクインする結果がみられた。