愛知県田原市で、地域のブランド品に認定されている養殖アサリの出荷が始まりました。田原市で養殖されている「渥美垂下(あつみすいか)あさり」は、三河湾内のプランクトンが豊富な場所で1か月以上育てられたもので、身入りが良く、大粒で砂抜きがいらないのが特徴です。
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中でも、漁師4人が丁寧に育て上げたものはことしから「春黄金」(はるこがね)と名付けられ、9日から出荷作業が始まりました。
(アサリ漁師・中川佳久さん)「産地偽装もあって、これが自分たちの作ったものだと証明したい。柔らかくて臭みが全然ないアサリ」去年6月の大雨の影響などで、養殖アサリの数が少ない上燃料費の高騰などもあり、ことしの価格は1キロ4000円と例年より2割ほど高くなりましたが、身がぷりぷりで肉厚のおいしいアサリに仕上がったということです。
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