2024年2月9日、世界的な指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが亡くなっていたことが分かりました。
同月6日、都内の自宅で、心不全により逝去したとのこと。88歳でした。
産経ニュースによると、葬儀は近親者で執り行っており、後日お別れの会を開くことを検討しているといいます。
小澤さんは、1935年に満州国奉天(現・中国瀋陽市)で誕生。幼い頃からピアノを学び、音楽家の斎藤秀雄さんから指揮を学びました。
20代前半で渡欧し、1959年には『ブザンソン指揮者コンクール』で1位を獲得。
その後、ボストン交響楽団の第13代音楽監督や、ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任し、新日本フィルハーモニー交響楽団の創立にも携わるなど、数々の活躍を通して名を広め、『世界のオザワ』と評されました。
訃報を受けて、人々からは「こんなに愛された指揮者がいたか?」「魅力的な指揮が忘れられない」などの声が上がっています。
小澤さんが音楽に注いだ情熱は、多くの人々に感動を与えたことでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
[文・構成/grape編集部]