熊谷知事、6月に欧州訪問へ 独の姉妹都市、オランダも

熊谷俊人知事が6月ごろに欧州を訪問する方向で調整していることが6日、複数の関係者への取材で分かった。千葉県と姉妹都市契約を結ぶドイツ・デュッセルドルフ市と、2021年東京五輪・パラリンピックで県がホストタウンになり事前キャンプ地として代表選手を受け入れたオランダを訪問する予定。熊谷知事の海外出張は、昨年11月の台湾に続き就任以来2度目となる。
デュッセルドルフ市はドイツ西部の主要都市で、県は19年に姉妹都市提携を締結した。今年は5周年の節目となる。6月1日に同市主催のイベント「日本デー」が開かれるのに合わせて訪れる。
県は24年度当初予算案に訪問団の派遣など同市との交流事業費として、2481万円を計上している。
22年には同市市長が県内を訪れ、熊谷知事と成田空港-デュッセルドルフの直行便再開や脱炭素社会実現をテーマに意見交換した。
また、オランダではスポーツ関連の視察をするとみられる。東京五輪で事前キャンプ地として競泳とアーティスティックスイミング、水球女子、陸上、パラで陸上の代表選手を受け入れた。

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