東京都心は約2週間ぶりに氷点下の冷え込み 通勤・通学はツルツ…の画像はこちら >>
今日7日(水)、東京都心は13日ぶりに氷点下の冷え込みとなっています。関東地方は雪がとけた道路も朝の通勤・通学時に凍結している可能性あり。特に白線の上やマンホールの上は滑りやすいので要注意。また、濃い霧により見通しの悪くなる所も。車の運転は慎重に。
昨日より強い冷え込み 都心も氷点下に
今日7日(水)の関東地方は昨日の朝より冷え込んでいる所が多くなっています。内陸部を中心に氷点下の冷え込みとなっており、午前6時までの最低気温は、東京都心でマイナス0.1℃と、13日ぶりに冬日(最低気温が0℃未満)となっています。平野部では道路の雪はなくなっている所が多いものの、昨日は日差しが届かず、路面は濡れたままの状態が続きました。その後、今朝にかけて冷え込みが強まっていることにより、路面が凍っている可能性があります。雪がなくなっていることにより油断しがちですが、昨日は大丈夫だったからといって、同じ場所が今日も凍っていないとは限りません。坂道や横断歩道など白線の上、マンホールの上などは特に滑りやすいので、歩幅を狭くして歩くとよいでしょう。自転車は急に曲がったり、急にブレーキをかけたりすると転倒しやすくなります。スピードを出しすぎないようにしてください。
路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
広く濃霧注意報が発表
午前6時現在、東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県に「濃霧注意報」が発表されています。昼頃までは濃い霧がかかって見通しの悪くなっている所があるでしょう。車の運転は路面の凍結だけでなく、見通しの悪化にも注意が必要です。最新の交通情報を確認し、時間に余裕を持って出発してください。
広く日差し届く 日中の厳しい寒さは和らぐ
今日の日中は、南部の沿岸部ではすっきり青空とはいかないものの、各地で日差しが届く見込みです。最高気温は昨日より3℃から6℃くらい高くなる所が多いでしょう。10℃に届かない所もありますが、きのうまでの震えるような寒さに比べると、今日は寒さが幾分和らいで感じられそうです。なお、神奈川県や千葉県南部では夜になるとにわか雪やにわか雨の所がありますので、お帰りが夜になる方は念のため雨具をお持ちになるとよいでしょう。