館山の魅力てんこ盛り 炙り海鮮丼24年度版できた! 市内4店、独自色も 昨年4月には累計13万食を達成

館山市の地場産食材にこだわったご当地グルメ「館山炙(あぶ)り海鮮丼」が誕生から12年を迎え、「2024年度バージョン」としてリニューアルされた。館山産の新鮮な地魚や野菜を、炙りや生で味わえる豪華な3段どんぶりで、1日から市内4店舗で提供を始めている。
館山炙り海鮮丼は新しい昼食グルメを開発し、館山の観光を盛り上げようと2012年2月1日に誕生。以降、リニューアルやバージョンアップを重ね、昨年4月には累計13万食を達成するなど、館山のご当地グルメとして定着している。
新バージョンは、3段どんぶりの上から順に「海鮮&炙り」「野菜&炙り」「寿司&炙り」で構成。地魚だけでなく、野菜やにぎりずしのコメ、食後のスムージーに使うイチゴまで、地元産でそろえた。
値段は税込み3500円。細かな盛り付けや使う食材は各店舗によって異なる。館山新・ご当地グルメ推進協議会の小金晴男会長(77)は「海鮮はもちろん、野菜やコメも地元産にこだわった三拍子そろったどんぶり。地域循環型のグルメとして発信していけたら」と話した。
館山炙り海鮮丼は「たてやま旬鮨 海の花」「波奈総本店」「休暇村館山」「たてやま温泉 千里の風」で提供。鮮度の良い状態で食べてもらうため完全予約制とし、前日の午前10時までに予約が必要(休暇村館山は3日前の午後9時まで)。問い合わせは同協議会(電話)0470(22)2000。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする