２月６日、総務省の家計調査の結果が発表され、去年１年間の１世帯あたりのラーメンにかけた外食費で、新潟市は山形市に次ぎ２位となり日本一返り咲きとはなりませんでした。
６日朝、総務省の家計調査の発表を見守っていたのは県観光協会の職員です。
【職員たち】
「新潟は・・・あ～！」
家計調査によりますと、都道府県庁所在地と政令市を対象にした去年１年間の１世帯あたりのラーメンにかけた外食費は、新潟市が１万５２２４円。
山形市の１万７５９３円に次ぎ全国２位となりました。
おととし１位となった新潟市と去年１位となった山形市では、互いに消費喚起のイベントを開くなど競い合ってきましたが、前年と比べ新潟市が約２６００円消費額を増やしたのに対し、山形市は４３００円あまり増加しました。
【新潟県観光協会 渡邉徹課長代理】
「１位を取りたい…ただ２位でも十分誇らしい結果」
【新潟県観光協会 寺尾真理主任】
「地道にコツコツと。はじめの一歩は消費することからなので早速きょうも食べにいきたい」
一方新潟市東区のラーメン店では、県内のラーメン店の店主などが集まり結果を見守りました。
日本一返り咲きを狙った中、２位の結果に店主たちは悔しさをにじませます。
【麺屋Ａｉｓｈｉｎ 笠原義貴代表】
「正直悔しいが、２位で盛り上がるきっかけを頂いたなと思う」
物価高騰など苦境が続きますが、店主たちは今後もイベントなどを通じラーメン業界の活性化を図りたいとしています。