日本将棋連盟は5日、棋士の2023年の年間獲得賞金・対局料ランキングを発表し、藤井聡太八冠=竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖=が1億8634万円で2年連続の1位を獲得した。
95年に羽生善治九段が獲得した1億6597万円を超え、統計を開始した89年以来、過去最高額を記録した。
23年女流棋士の1位は西山朋佳女流名人=白玲、女王、女流王将との女流四冠=となった。
▼2023年獲得賞金・対局料ベスト10(カッコ内は2022年の獲得額と順位/単位は万円、金額は推定)
〈1〉藤井聡太八冠 18,634(12,205〈1〉)
〈2〉渡辺明九段 4,562(7,063〈2〉)
〈3〉永瀬拓矢九段 3,509(4,668〈4〉)
〈4〉広瀬章人九段 3,066(2,166〈6〉)
〈5〉羽生善治九段 2,604(ランク外)
〈6〉豊島将之九段 2,223(5,071〈3〉)
〈7〉菅井竜也八段 1,959(1,970〈7〉)
〈8〉佐々木大地七段 1,881(ランク外)
〈9〉稲葉陽八段 1,781(1,580〈10〉)
〈10〉伊藤匠七段 1,728(ランク外)