チュッパチャップス、開け方に正解は? 販売代理店の回答に「初めて知った」「確かに簡単」

「チュッパチャプスがうまく開かない」という経験をされたことはありませんか。フィルムが固くてスティックから剥がれなかったり、キャンディーが溶けてフィルムにくっついていたり、もどかしい気持ちになった人は多いのではないでしょうか。
1958年の誕生以来、世界中で長く愛され続けてきたチュッパチャプスですから、これらの悩みを解決する画期的な方法があったとしても不思議ではありません。
そこで今回は輸入販売代理店の「クラシエ」に、チュッパチャプスの開けかたと保存方法について聞いてみました。
クラシエの担当者によれば、公式的な情報は出していませんが、「チュッパチャプスはフィルムでキャンディを包み、スティック部分で捻って熱を加えて接着する包装形態です。
フィルムのはじを見つけてつまみ、フィルムと反対にねじりながら引っ張るのが基本的な開けかたです」とのこと。
教えていただいた基本的な開け方をさっそく試してみます。フィルムは正方形なので、4つの角があります。
そのうちの接着部から飛び出している角をつまんで、フィルムのねじれと反対方向に引っ張ります。
すると、接着部分が簡単に剥がれて包装がゆるみました。あとは大きくつまんで開くだけです。用意した5本はすべて同様に開封できたので、個体差はあれど通用する可能性はかなり高そうです。
実際に試してわかったのは「角だけを的確につまむのがポイント」ということ。角以外の部分を一緒につまんでしまうと固くて剥がれにくい印象を受けました。
では、キャンディーが溶けてフィルムにくっついてしまうのを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。クラシエの担当者は保存方法について、次のように教えてくれました。
「キャンディーには砂糖が含まれていますので、高温多湿の空間に保存すると溶けてしまう恐れがあります。直射日光を避けて常温保存していただければ、品質に問題は生じにくいです。冷蔵庫に保存する必要もありません」
夏場の車中などに放置せず、商品に書かれている「保存方法」を守るのが第一です。
チュッパチャプスは世界160カ国を超える国々で150種類以上のフレーバーが販売されてきました。そこで、一番人気のフレーバーは何か、ずばり聞いてみました。
「日本では2024年1月現在、ザ・ベスト・オブ・フレーバーで8種類のフレーバーを展開しております。
2023年にSNSで実施したアンケートでは、コーラが一番人気でした。長年定番として親しまれているストロベリーやラムネ、プリンも根強い人気があります」
今回取材をしてみて、チュッパチャプスが頑丈に包装されているのには理由があることがわかりました。
それは「安心して食べていただく」ため。スティック部分でしっかりと密閉して、雑菌や水分が入るのを防いでいるのです。
・直射日光と高温多湿を避けて常温で保存する
・フィルムのはじをつまんで、フィルムと反対にねじりながら引っ張る
「2つの基本」を実践して、チュッパチャプスをぜひ味わってみてください。
[文・構成/grape編集部]

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