2月4日(日)は、二十四節気の「立春」。まだまだ余寒が厳しい時期で、これからが雪の本番という所もあります。月別の平年の雪日数では、最も雪が降るのは、ほとんどの地域で1月ですが、東京は2月です。
5日~6日にかけて関東・甲信で大雪のおそれ 都心部でも積雪…の画像はこちら >>
雪が降る天気図は、大きく分けて2つ。1つは冬型の気圧配置になり強い寒気が流れ込んだ時に、日本海側を中心に大雪になり、一部が名古屋などの太平洋側にも流れ込むパターンです。もう1つは、本州南岸に低気圧が近づき、降水が雨ではなく雪になるパターンで、低気圧のコースや発達具合などによって、雪が少ない太平洋側で降雪になることがあります。
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その南岸低気圧のパターンが、今回は予想されています。
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あくまでも、現段階の計算結果ではありますが、4日未明には、西日本で弱い雪が降る所があり、大阪や名古屋なども雨に雪がまじりそうです。東京の都心部でも朝は雪が降る可能性があります。雪は降っても量は少ない見込みですが、奈良や京都、三重、埼玉や群馬などの内陸部を中心に、平野部でも積雪の可能性があります。
さらに、5日(月)夜~6日(火)朝まで、再び雪の心配があります。
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この日は、名古屋や大阪の都心部では雨になる見込みですが、関東・甲信地方は山沿いや山間部で大雪のおそれがあり、予想より気温が下がり降雪が強まった場合には平地も大雪のおそれ。東京都心部でもうっすら積雪の可能性があります。都心部は少しでも積もると交通などに影響が出るおそれがあり、警戒が必要です。時間に余裕を持った行動を行ってください。また、この日、雪が予想されていない名古屋や大阪なども冷たい雨になります。
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立春をすぎても、本格的に暖かくなるのはもう少し先で、寒さがぶり返すことも多いこの時期。体調管理にも注意が必要です。
(気象予報士・桜沢信司)