ニットの産地 新潟・五泉市のニット製品販売業者が破産開始決定 負債額は約8500万円

新潟県五泉市のエス.エスニットが新潟地裁より破産開始決定を受けたことが分かりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、エス.エスニットは2007年2月に設立されたニット製品の企画・製造・販売業者で、アパレルメーカーの下請けを主体として展開。しかし、ニット業界の不振や他社との競争激化等で営業環境は厳しく、2021年1月期の売上高は約3000万円に留まり、赤字計上を余儀なくされていました。

また、その後も新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済環境悪化の影響もあり、2021年8月ごろに事業を停止していました。その後においても事業の再開には至らず、債務返済の目処も立たないことから、今回の法的措置となったということです。

負債総額は債権者9人対して、約8500万円に上っていました。

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