市川市が支援を呼びかけた「梨の花摘み」ボランティアで、市は29日、十分な人数が確保できたとして、予定より約10日早い31日で募集を終えると発表した。
花粉を介して梨に被害を及ぼす火傷病が中国で発生。同市を含む日本の梨農家が広く使っていた中国産の梨花粉が輸入停止となり、生産者が自力で梨の花を摘む必要が生じたが、高齢化や人手不足で困難に直面するケースも少なくない。そこで市は20日から18歳以上を対象に、締め切りを2月9日までとして花摘み隊の募集を始めた。
当初、必要人数を100人程度と想定したが、メディアの報道もあり、市内を中心に千葉、習志野、松戸など県内各市からも応募が殺到。東京都、神奈川県、埼玉県からも申し込みがあり、応募者総数は250人(29日現在)と想定をはるかに上回った。市は今月末で応募を終えることにした。
市の担当者は「事前研修の会場の都合や、生産者が対応可能なボランティア数にも限りがあり、線を引かざるを得なかった。善意の申し込みに心から感謝したい」と話した。