リスト・ハンガリー文化センターは、ハンガリーの食文化を広めるため、「絶品ハンガリーの推しグルメを召し上がれ! ~ワインで乾杯~」展覧会を、2月8日から5月10日の会期で開催する。
今回の展覧会のためだけに作った、日本初となるハンガリーの代表的なグルメの食品サンプルの展示や、ハンガリー人ならではのユニークなワインの飲み方を紹介するパネルなども登場する。
○ハンガリーの文化遺産「フンガリクム」から代表的なグルメを紹介
ハンガリーには「フンガリクム」という文化遺産があり、「ハンガリーの価値を代表するもの」が登録されている。ハンガリー農業省の管轄で、ジャンルは、建物、食文化、伝統工芸、スポーツ、温泉など多岐に及び、現在、農業省のウェブサイトには89点が掲載されている。今回はその中から、食文化にあたるフンガリクムとして、ハンガリーを代表するグルメのグヤーシュ、ラーンゴシュ、パプリカ粉、スイーツ、ワインなどの魅力を伝えるという。
○日本初のハンガリーグルメの食品サンプルも
ハンガリーの代表的なグルメの中から、選りすぐりの一品を、食品サンプルで制作し、文化センターで展示する。ハンガリーグルメのみの食品サンプル展覧会は日本初とのこと。
またハンガリーはワインも有名で、世界三大貴腐ワインの1つ「トカイ」も実はハンガリー産ということで、同展では地方ごとにぶどうの種類やワインの特徴や、ワインごとに相性の良いグルメも紹介する。ハンガリー人ならではのワインの楽しみ方として、ソーダ水で割る「フルッチ」の作り方を伝授するという。
期間は2月8日~5月10日、東京・麻布十番のリスト・ハンガリー文化センターにて開催。