あめ色タマネギを時短でつくる! カレーをもっと手軽においしくするテクニック

カレーをおいしくするといわれている「あめ色タマネギ」。
カレーをつくるにはあめ色タマネギがいいと聞いたことはあっても、あめ色タマネギをつくるには時間がかかることからつい省略してしまっている人も多いのではないでしょうか。
あめ色タマネギを時短でつくるテクニックを、ハウス食品の公式サイトから紹介します。
そもそも、なぜカレーにはあめ色タマネギがいいといわれるのでしょうか。
ハウス食品によると、あめ色タマネギの持つ甘みと香ばしさがカレーの味をより一層引き立ててくれるのだそう。
あめ色タマネギがカレーをおいしくする理由は、あめ色タマネギが持つ「甘み」と「香ばしさ」がカレーに加わるためです。
「甘み」はタマネギが加熱されることで生じるもの。辛みや苦味の成分が加熱によって揮発・分解されることにより、相対的に甘みが強く感じられるようになるのです。
「香ばしさ」は、あめ色になるまで炒める過程でタマネギのアミノ酸が糖と結びつき、香り成分が引き出される反応(メイラード反応)に由来します。
ハウス食品公式サイト ーより引用
とはいっても、実は必ずあめ色タマネギにしなければいけないというわけではありません。
あめ色になるまで炒めていないタマネギを使う場合でも、栄養素が比較的残りやすいこと、とろりとした食感で口当たりがいいことなどのメリットがあります。好みに応じて使い分けるといいですね。
あめ色タマネギをつくる際のネックは、なんといっても調理に時間がかかることです。
そこで本記事では、あめ色タマネギを時短でつくるテクニックをご紹介します!
あめ色タマネギづくりを時短するには、タマネギから水分が飛びやすいよう工夫するのがポイント。
これまで時間がかかることをネックにあめ色タマネギを諦めていた人はぜひチェックしてみてください。
タマネギを普段よりもさらに細かくみじん切りにして炒める方法です。
細かく切ることでタマネギの細胞が壊れ、水分が飛びやすい状態になるため、炒める時間を5分ほど短縮できます。
切ったタマネギを電子レンジで加熱すると、細胞が縮み水分が外に出やすくなります。
さらに電子レンジでの加熱でもある程度タマネギに火が入るため、炒める時間を4~5分短縮できるようになります。
電子レンジでの加熱時間はおよそ3分、耐熱容器にふんわりとラップをして600Wで温めましょう。
事前にタマネギを冷凍しておくのが、時短にはもっとも効果があります。
冷凍するとタマネギの細胞壁が壊れ、水分が外に出やすくなるため、加熱時間の大幅な短縮につながるのです。
方法もとても簡単で、あらかじめカットしたタマネギを冷凍用の保存袋に入れ、冷凍庫で凍らせておくだけ。
カレーをつくる時に取り出し、そのまま炒めれば加熱時間を7~8分も短くできます。
カレーをつくる日の前の晩にタマネギだけカットして冷凍しておけば、翌日スムースにあめ色タマネギをつくることができますよ。
カレーに甘みと香ばしさを加えてくれるものの、つくるのに時間がかかることがネックとなっていたあめ色タマネギ。
本記事で紹介したテクニックを使って、ぜひあめ色タマネギのカレーにチャレンジしてみてください。
[文・構成/grape編集部]

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