鈴木英敬衆院議員を書類送検 代表務める自民党支部 国の公共工事を受注する13の建設会社から約1000万円の寄付を受けたか

三重4区選出の自民党・鈴木英敬衆議院議員が、公職選挙法違反の疑いで書類送検されたことがわかりました。鈴木英敬衆議院議員が代表を務める自民党の支部は、3年前の衆議院選挙の期間中、国の公共工事を受注していた選挙区内の13の建設会社から約1000万円の寄付を受けたということです。
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公職選挙法では国と契約関係にある企業が、国政選挙に関して献金することを禁止しています。この問題は三重県の共産党南部地区の委員長が刑事告発し、三重県警が去年5月に受理していましたが、関係者によりますと三重県警が鈴木議員を公職選挙法違反の疑いで書類送検したことがわかりました。
CBC
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共産党三重県委員会は、先ほど開いた会見で…(日本共産党 三重県委員会・大嶽隆司委員長)「衆議院が解散した日から投票日までの間の献金ということは、もらう側が一斉に要請をして『選挙でお金がいるから寄付してくれ』と言ったのか、誰かが音頭をとって『鈴木英敬氏がいよいよ選挙に出る』ということで、寄付を要請して一斉に寄付したか。これは明らかに選挙のため」
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書類送検されたことについて26日、国会に出席した鈴木議員はこれまでのCBCの取材に対してコメントしていません。
鈴木議員の事務所は「当時立ち上がったばかりの自由民主党三重県第四選挙区支部に対しての政治活動への寄付であり、法令に抵触するものではない旨を機会あるごとに既に繰り返しご説明してきております。今後も捜査には真摯に対応して参ります」などというコメントを発表。
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13社から受け取った寄付金についてはすでに全額、返金済みだということです。

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