松屋フーズは1月31日、生パスタ専門店「麦のトリコ」1号店を神奈川県川崎市に開業する。
同社は1966年に創業して以来、牛めし、カレー、定食の「松屋」、とんかつ専門の「松のや」、カレー専門の「マイカリー食堂」のほか、鮨専門の「すし松」、ステーキ専門の「ステーキ屋松」など多くの業態を展開してきた。この度、初となるパスタ業態を開業する。コンセプトは「毎日の食事に、パスタを気軽に」。ソース作りが得意な同社の強みを生かし、「米」以外の楽しみ方を提案する。
麺はお米のような歯切れの良いモチっと食感で断面は楕円形。重めのソースにも負けない存在感を意識して作ったという。素材にもこだわり、デュラム小麦と北海道産の小麦を融合し、食物繊維を含む全粒粉を配合した麦に、ビタミンEが普通卵の10倍ある朝霧高原養鶏場の卵、ほのかな甘みや清涼感、なめらかさが感じられる富士山天然水を使用。真空ミキサーを使用し、高密度で均一感がある麺を製麺後、寝かし、一番おいしいタイミングで茹でて提供する。
パスタソースは全5種類。自然なうま味とコクの「ミートソース」、本物のたらこをふんだんに使用した「たらこ」、麺のつるモチ食感と食材をそのまま味わえる「ペペロンチーノ」、グラナパダーノチーズ×生クリーム×ベーコンによる濃厚体験を楽しめる「カルボナーラ」、トマトのフレッシュ感を最大限に引き出した「トマトソース」を用意。
値段は3段階。それぞれ5種の味をベースに、ベーシックに味わえるライン(968円)、味の変化球を楽しめるライン(1188円)、贅沢な素材をふんだんに使用したライン(1408円)の3ラインを用意している。