名古屋高速・一宮線で酒を飲んで車を運転して追突事故を起こした運転手と同乗者の男が、別の人物が運転したと警察にウソの申告をしたなどの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは小牧市の会社役員櫻井樹容疑者(26)と会社の従業員で愛西市に住む村田成志容疑者(29)です。警察によりますと12月7日の夜、櫻井容疑者は酒を飲んで乗用車を運転し、北名古屋市の名古屋高速一宮線の下りで前を走っていた軽乗用車に衝突し、運転手の女性(47)と女子高校生(15)に軽傷を負わせたほか、同乗していた村田容疑者とともに酒気帯び運転の発覚を免れるため「運転手は別にいる」と警察にウソの申告をしたなどの疑いがもたれています。櫻井容疑者は現場近くへ知人男性を呼び出し身代わりになるよう依頼していて、警察が「自分が運転した」と話す知人男性に詳しく話を聞いたところ、虚偽の申告だったことが分かりました。
高速道路で飲酒運転し人身事故 知人を呼び出して身代わりにさせ…の画像はこちら >>
逮捕後の調べに対して2人は容疑を認めているということです。警察は知人男性についても犯人隠避の疑いもあるとみて調べています。