3か月予報 平均気温は高めの傾向 例年より早くスギ花粉飛散の可能性

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気象庁は今日23日、2月から4月にかけての3か月予報を発表しました。平均気温は春先にかけて高い傾向の予想で、福岡や東京では早ければ2月上旬にも花粉が飛び始めるかもしれません。
春の訪れは西ほど早め

2月から4月の平均気温は、地球温暖化などの影響もあって高めとなりそうです。なかでも3月にかけてはエルニーニョ現象などの影響で、上空の偏西風が日本付近で北に蛇行します。寒気が南下しにくく、沖縄や西日本を中心に気温が高い傾向が続きます。4月になると、高温傾向は落ち着いてくる所が多くなりそうです。2月の気温は平年より高めに推移しやすいため、スギの開花が進む可能性があります。福岡や東京など早い所では2月上旬に飛散開始となる予想のため、花粉症の方は早めに対策をした方がよさそうです。
関東以西は低気圧の影響受けやすい

2月~4月の3か月間降水量は、沖縄から関東で平年並みか多いと予想されています。詳しく見ると、2月は偏西風の蛇行の影響などで日本付近は冬型の気圧配置が平年より弱く、沖縄から関東にかけては低気圧などの影響を受けやすくなる傾向です。3月も沖縄と西日本太平洋側で曇りや雨の日が多く、1か月降水量は平年並みか多い予想です。4月は各地で平年並みとなる見込みです。一方、北日本日本海側の降雪量は、ほぼ平年並みの予想です。ただ、3か月を通した予想降雪量のため、短期的な大雪には引き続き注意が必要です。

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