岐阜県下呂市の「下呂温泉合掌村」で使途不明金が見つかり、市が元職員の弁護士らに損害賠償を求めた裁判で、岐阜地裁は男性側に約2億6500万円の支払いを命じました。この裁判は「下呂温泉合掌村」で勤務していた元会計担当の男性職員が2011年から9年間、売上金などを着服した上、虚偽の振込先を作成して知人らの口座に振り込み、自身に還流させたとして、市は元職員の財産を管理する弁護士らに使途不明金の全額にあたる約2億6500万円の支払いを求めていたものです。元職員は2020年、問題発覚後に燃えた車の中から遺体で見つかり、自殺とみられています。
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CBC
岐阜地裁高山支部は23日「元職員は立場を利用し巧妙な手口で隠ぺい工作をしていた」などとして全額(約2億6500万円)の支払いを命じる判決を言い渡しました。