間違えて開けてしまっても? 開封したカイロを復活させる方法が目からウロコ

使い捨てカイロをすぐに使用しないのに間違えて開けてしまったことはありませんか。一度開封してもある方法で保管しておけば、再び使うことができるのです。この記事では、開封済みのカイロの便利な保管術をご紹介します。
使い捨てカイロは、一度開封したらおしまいと思っていませんか。実は、ある方法で保管しておけば繰り返し使うことができるのです。
開封したカイロの保存方法をInstagramで紹介しているのが、家事に役立つライフハックを多数投稿しているしーばママ(shi_bamama)さんです。
しーばママさんが紹介しているのは、開封済みのカイロを密封性の高いジッパー付き保存袋に入れて空気を抜くという方法です。
これだけで、数日経って取り出しても温かさが復活するそうです。カイロの持続時間を超えなければ「密封して保管、取り出して再度発熱」を何度か繰り返すことができます。
ポイントは、保存袋の空気をできるだけ抜いて、しっかり密封して空気が入らないようにすることです。「空気に触れない」ということが重要ですが、これは使い捨てカイロの仕組みに関係しています。
使い捨てカイロの中には、鉄粉や活性炭などが含まれています。開封したカイロを振ると、鉄粉が空気に触れて酸化反応を起こして発熱します。空気を取り入れるために、カイロのパッケージには小さな穴が開けられています。
つまり、空気を遮断することで、カイロの中の鉄粉は化学反応できず発熱も止めることができるのです。
また、空気を遮断した時に鉄粉が酸化しきっていない状態であれば、空気を再び取り入れて酸化させることで、発熱を再開できるということです。
しーばママさんは、使用済みのカイロの活用方法も紹介しています。
カイロに使われている活性炭には「消臭効果」があるので、使用済みカイロを靴やブーツに入れておけば、靴の中の臭い成分を吸着して閉じ込めてくれます。
また、使用済みカイロは除湿剤としても活用できるので、靴箱やクローゼットに入れておけば、消臭効果と除湿効果が期待できます。
寒い季節になると使い捨てカイロが手放せないという人も多いでしょう。しかし、毎日のように使っていると結構なお値段になります。カイロを使用しない時間帯がある場合は、できるだけ長持ちできるように保管して効率的に使いましょう。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
しーばママ|ライフハックに沼った主婦(@shi_bamama)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]

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