ヤマハが小さなEV7車種を一挙公開! 何に使う乗り物? 未来像は?

ヤマハ発動機が小さな電気自動車(EV)7車種を一挙に公開した。バイクのイメージが強いヤマハがクルマ、しかもEVを作る理由は? どんな用途で使う乗り物なのか。気になったので「東京オートサロン2024」で実物を見てきた。

ヤマハが作るのは土台の部分

ヤマハでは現在、小型低速EV向け汎用プラットフォーム「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」の開発を進めている。活用のアイデアは領域を問わず模索中。共創・協業パートナーも探していくという。

プラットフォームはEVづくりの土台となる重要な部分。1~2人乗りの低速パーソナルモビリティでの活用を想定して開発しているそうだ。複数の車体を連結できたりバッテリーの数を変えられたりなど、用途によって仕様変更が可能な高い自由度と汎用性が特徴となる。搭載する電動モーターはヤマハ製。バッテリーは脱着式のホンダ製「Honda Mobile Power Pack e:」を搭載する。
用途はアイデア次第?

公開となった7車種は、プラットフォームの活用例を示すコンセプトモデル。後方のディスプレイと合わせて見れば使用環境が想像しやすい。

原アキラ はらあきら 1983年、某通信社写真部に入社。カメラマン、デスクを経験後、デジタル部門で自動車を担当。週1本、年間50本の試乗記を約5年間執筆。現在フリーで各メディアに記事を発表中。試乗会、発表会に関わらず、自ら写真を撮影することを信条とする。 この著者の記事一覧はこちら

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