イチゴ農園が教えるイチゴ狩りのマナー 「次からそうします」「これは大切」

早いと冬頃から店頭に並びだすイチゴ。スーパーなどで購入したり、イチゴ狩りに行ったりと、イチゴを食べる機会が増えてきます。
中でもイチゴ狩りは、ツアーが組まれるなどイチゴ好きにとっての大イベントです。イチゴを取って食べるだけのように感じますが、正しい食べ方やマナーがあることを知っていますか。
この記事では、川本いちご園さんが教える「イチゴの正しい食べ方」を紹介します。
●よく熟れたイチゴから食べる
(大きくても根元が白いものは未熟、小さくても真っ赤なものが完熟です)
●とったイチゴはきれいに食べる
(さきにヘタだけもいでから食べてください。ゴミ箱に捨てるのは、イチゴのヘタだけです)
●1粒とっては食べる
(必要以上に摘み取らないこと)
川本いちご園 ーより引用
真っ赤な完熟イチゴを選び、ヘタのみを残して食べるのが基本の食べ方です。
ヘタの付近をたくさん残して食べ終えるのは、マナー違反になってしまいます。また、可食部が残るのでとてももったいない食べ方です。
根本(ヘタ部分)の白い大粒イチゴは、完熟イチゴではありません。大粒であっても完熟ではないイチゴは選ばず、別のイチゴを選びましょう。
イチゴは先端が最も甘くなります。ベストな食べ方は、「ヘタを先に取り、ヘタが付いていた方から先端に向かって食べる」です。おいしいところを余すことなく食べられ、捨てる部分も最小限で済みます。
また、イチゴを摘み取る際は、必要以上に取らず1粒食べきってから1粒摘み取るようにしましょう。
摘み取ったイチゴが傷んでいた場合は、ほかの人が踏んでしまわないような床の上などによけて置いておくと発見しやすく、農園の人も掃除がしやすくなります。
イチゴ農園には多くの人が訪れるので、ほかの人や次に来る人、そしてイチゴ農園のことを考え、マナーを守りながら楽しくイチゴを味わいましょう。
[文・構成/grape編集部]

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