〈サービス内容を詳細暴露〉「東京で1、2を争う人気店でした」泡パーティ、ふんどし祭り、メジャーリーガー便乗イベント…伝説の違法エステ店がついに摘発 常連客が語る“中野MM沼”の過激な施術手口とは

1年間で10億円超の売り上げを叩き出していた伝説の違法風俗、ついに摘発。東京都中野区のJR中野駅周辺のマンションの複数の部屋で、男性向けエステを装い性的サービスを繰り返していたとして警視庁は1月17日までに、「中野メンズエステ レンガ スパ」の従業員13人を風俗営業法違反(禁止区域営業)の容疑で逮捕した。同店には総勢約400人の女性が在籍、40室以上もの部屋を借り上げて大規模営業を行っており、マンションの住人から「連日、多数の男が部屋に出入りしていて気持ち悪い」などの通報が相次いでいたという。
同店は2022年9月からの1年余りで10億円以上を売り上げていたとみられ、警視庁は経営者の男の逮捕状を取って行方を追うとともに、実態解明を急いでいる。違法風俗店に詳しい風俗ライターが解説する。「同店が装っていたのは『メンズエステ』と称する業態の男性客相手のマッサージで、主なサービス内容は全身マッサージ、リンパマッサージ、密着マッサージ、鼠蹊部マッサージです。一般的なマッサージ店と同様にアロマオイルなどを使用した施術をしますが、風俗店とは異なり性的サービスはなく、男性客から女性セラピストへのおさわりなどは基本的に禁止行為になっています。もちろん、表向きですが…」
摘発されたレンガ スパ(店舗SNSより)
同店の料金設定は70分14,000円~120分24,000円で指名料が1,000円~3,000円。施術中の衣装や月替わりのコスプレ、ノーブラなどのオプションに加え、「セクハラ講習」と銘打った女性セラピストへのおさわりサービス、シャワーを浴びる際に女性セラピストが体を洗ってくれるサービス(洗体)など多岐にわたるメニューが人気を呼んでいたという。「三度の飯よりメンエスが好き」と公言し、同店にも総額100万円以上はつぎ込んだという常連客のUさん(26歳・鉄道会社勤務)は、深いため息とともに肩を落とした。「とうとう摘発されてしまったんですね。レンガ スパを含めた系列店は都内でも1、2を争うほどの人気グループだったと思います。あんな店は滅多にないですし、月に1~2回は通っていたので残念です…。そもそもレンガ スパは元々『中野MM』というメンズエステ店として、2020年にオープンしました。今ほどメンエスが流行る前で、当初から一日に出勤してる女の子の人数は他店に比べても多かった気がしますね。僕もそのころはまだ、ホームページをチェックするぐらいで、実際に足を運ぶほど興味を持ってなかったんです」
警視庁
ところが、翌2021年ごろから愛好家たちの間に、ある噂がまことしやかに流れ始めたという。Uさんがゴクリとツバを飲み込んだ。「『あの店は全員“抜きアリ”だ』という噂です。抜きアリというのはいわゆる性的サービス、射精させてくれるということです。インターネットの風俗情報掲示板には、そんな噂をされるメンエス店は珍しくないんですけど、『中野MM』に関してはそうした投稿が圧倒的に多かったんです。僕も気になったので行ってみたんですけど、噂は本当でした。それと僕はコスプレが好きなんで、月替わりのコスプレっていうのも楽しくて、それからというもの、毎月行くようになりました」
こうしてこの店の虜になってしまったUさんは、諭吉を何枚も握りしめて中野駅近辺をうろつくうちに、周辺のマンション事情にも詳しくなったという。「施術を受けるルームはマンションの一室ですね。中野駅付近にめちゃくちゃたくさん部屋を保有しているようで、どんな常連客でも全部屋を制覇した人はいないでしょう。間取りは1Kがほとんどでしたが、ファミリータイプもありました。部屋に待機している女性に料金を支払い、シャワーを浴びて施術スタートです。メンエスは風俗じゃないので男性器に触ることなんて基本的にないはずなんですけど、洗体のオプションをつけるとシャワーの際に男性器も含めて洗ってくれるので、僕は毎回つけてました」
中野MMがプレイルームとして使用していたマンション(撮影/集英社オンライン)
Uさんがさらに続ける。「施術ではまず、うつ伏せになって軽く体を揉まれますが、プロのマッサージ師でもないので特に気持ちよくはないです。その後、オイルをつけて密着マッサージや、仰向けでカエル足やよつんばいといった姿勢になり鼠蹊部マッサージをされます。メンズエステに通う人は基本的にMな人が多いので、この時間が好きな人が多いですね」通常の「適法」メンズエステ店の場合、サービスはこうした仰向けオイルマッサージで終了だが、レンガ スパグループの独自色はここから濃度を増していく。「いわゆる69の体勢になり、男性器を触ってくれるんです。それから射精をして終了です。毎月通っていますが性的サービスをしてくれないことは一度もありませんでした。それどころか人によっては、愚息をナメてくれたり、本番行為をしてくれる子までいました。こういった『今日はどこまでしてくれるんだろう』っていうのも、ひとつの楽しみになっていたと思います」
ファミリータイプのマンションもあった(撮影/集英社オンライン)
メンズエステだからといって極端にレベルが高い女の子が揃っているわけではなかったと語るUさんだが、ではなぜそこまでハマったのか?「おそらくそれはゲームのような攻略性の高さです。女の子はコスプレした服は着てますがブラもパンティーもつけてません。施術後にこちらから『口でしてよ』って言うと『仕方ないなぁ。今回は特別だからね』としてくれる子もいれば、『ならお小遣いちょうだい』と言ってくる子もいて、そこは千差万別です。中にはこちらが何も言わずとも過激なサービスをしてくれる子もいて、そんなときは『今日はツイてる』とテンションが上がりました」どうやら店側もこうした裏オプションを容認していた節があるという。「一度、女性セラピストに、なんで例外なく性的サービスをしてくれるのか聞いてみたら『そういう流れでやるように店から教えられてるから』という答えが返ってきました。中には新人の子で、講習を受ける際に、『本番できる?できるかできないかで稼ぎが変わるよ』と店のスタッフに推奨されたという子もいました」
400人もいたという在籍女性はどんな人たちだったのか。「年齢でいうと20歳前後から20代後半ぐらいまでで、本当にいろんな人がいました。ただ、基本的に男性アイドルやホストにハマってお金を稼ぎたい子が多かった印象があります。メンズエステ一本という人もいれば、大学生やOLさんで、仕事終わりや休みの日に出勤してる人、他の店でプロでやっていた子も多かったです」
店を予約するとこのようなメッセージが送られてきたという(Uさん提供)
Uさんによれば、創業時の名称「中野MM」は2023年4月の初めに閉店の形をとったが、そこからさらに営業拡大が進んだという。「以降は派遣型の風俗エステに生まれ変わり、それまで使っていたマンションの部屋を使って、巨乳系・スレンダー系・お姉さん系・ギャル系を売りにした4店舗の系列店ができたんです。そのうちのひとつが巨乳系を売りにした『中野メンズエステ レンガ スパ』なんですよ。経営も多角化したようで、女性セラピストと飲めるというガールズバーを開いたりもしていました。バスローブ、泡パーティ、ふんどし祭り、大〇翔平ホームラン王応援イベントといった何だかわからない便乗イベントもありました」
大〇選手人気に便乗した呆れたイベントも(店舗SNSより)
結果的に店が大盛況となったことが、今回の摘発につながったとみる向きもある。「今回の摘発を受けて、系列店全てのホームページが“調整中”になりましたし、女性セラピストのSNSアカウントも鍵がかかって見られなくなってますね。しばらく前から予約時に『部屋の入室の際は、インターホンを鳴らさずそのままお入りください』って連絡が来ていたので、捜査の網をくぐるために、マンションの住民から苦情が出ないよう、それなりに気をつけてはいたんだと思います。」社会部記者がいう。「マンションの部屋を利用した違法エステ店は住民からの苦情も多く、警視庁は今回、かなり本腰をいれて狙い撃ちしたようです。悪質なメンズエステ店は複数あり、今後も摘発の対象となっている」警視庁の捜査が待たれる。取材・文/集英社オンラインニュース班

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