拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さんが、林官房長官に対し、先日、日朝首脳会談の実現を強く訴えた様子について詳しく語りました。
1月18日、都内で開かれた、めぐみさんとの再会を祈る会。
母・早紀江さんは、1月11日に拉致問題担当大臣を兼務する林芳正官房長官と会談したときの様子について次の様に語りました。
【横田早紀江さん】
「岸田さんと林さんだけでもいいですから、縄のようにカッと組んで向こう(北朝鮮)に向かって『日朝会談をやりましょう』と、積極的に実現してくだされば国民の方はみんな喜んで見つめる」
早紀江さんは林大臣に「国民は拉致被害者の帰国を緊迫した思いで待っている」と訴え、林大臣は「よく分かっています」と答えたということです。
2月4日に88歳の誕生日を迎える早紀江さん。親子の再会まで一刻の猶予もありません。