「涙が出た」 窓の外を見つめる、悲しそうな保護犬 動画が拡散された翌日…?

アメリカのカリフォルニア州にある動物保護施設『ブラッドショー・アニマルシェルター』。
たくさんの動物が収容されているこの施設で、1匹の犬の動画が注目を集めました。
その犬とは、2歳のスティーブン・タイラーくん。
動画の撮影時、スティーブン・タイラーくんはすでに約2か月間も『ブラッドショー・アニマルシェルター』で過ごしていたといいます。
そんなスティーブン・タイラーくんが、里親との出会いを強く求めているのは明らかだったそう。
それがひと目で分かる動画がこちらです。
毎日、この犬はこのように動物保護施設で、誰かが迎えに来てくれるのを待っています。
実際、この犬が窓際にいないのは、施設でできた友達と寄り添っている時だけです。
しかし、ここにうまくいくかもしれないアイディアがあります。
もしあなたがこれをシェアしてくれたら、もしかしたら今日、この犬に里親が決まるかもしれません。
部屋の窓からずっと廊下を覗いているスティーブン・タイラーくん。
しっぽを振りながら、自分を連れて帰ってくれる誰かが現れるのを信じて待っているのです。
2か月間も、毎日毎日こうして家族との出会いを待ち続けているスティーブン・タイラーくんを見て、スタッフは心を痛めたのでしょう。
この投稿は拡散され、スティーブン・タイラーくんと同居の犬に里親が決まることを願う声が殺到しました。
・超絶かわいくて愛くるしい犬なのに、どうして誰も飼おうとしないんだろう?
・あの悲しそうな表情を見て!ずっと誰かが連れて帰ってくれるのを待っているんだよ。
・抱き合っている2匹を見て涙が出た。どうかこの子たちに素晴らしい家族ができますように!
そして、スタッフと動画を見た人たちの祈りは届きました。
なんとこの動画を投稿した翌日、スティーブン・タイラーくんについに家族ができたのです!
Bradshaw Animal Shelter(@bradshawanimalshelter)がシェアした投稿
スティーブン・タイラーくんは新しくドナーくんという名前をもらい、先住犬や飼い主さん家族と幸せに暮らしているそうです。
さらに、施設で同居していた犬にも里親が決まりました。
ドナーくんの里親になった家族は、動画を見た翌日に先住犬を連れて施設にやってきたのだとか。
そして、ドナーくんと先住犬がすぐに仲よくなったため、その場で養子縁組を決めたといいます。
保護犬を引き取ることはできなくても、投稿のシェアなら誰でもできるでしょう。
多くの人がSNSを利用している現代だからこそ、このような形で動物保護活動の手伝いができるのはいいアイディアですね。
[文・構成/grape編集部]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする