焼き料理や鍋料理、お刺身など…さまざまな料理で楽しめるのが「カニ」です。自宅で楽しむ場合、冷凍された産地直送品を購入する人も多いのではないでしょうか。冷凍ガニを上手に解凍するコツを紹介します。
各種冷凍食品を製造・販売している株式会社ニチレイフーズ。X(旧Twitter)の公式アカウント「ニチレイフーズ【公式】」(@nichirei_foods)にて、冷凍ガニを「ぷりっ」とした食感で解凍する方法を紹介しています。
冷凍ガニは「氷水解凍」でぷりっと解凍させて食べましょう実は…冷蔵庫や常温で解凍するより早く解凍できるドリップが出にくいという大きなメリットが冷凍ガニを買ったときの発泡スチロールの箱を使うのが便利大きなお鍋でもOK詳しい方法はこちらhttps://t.co/C3P4a3lk0L pic.twitter.com/5tYUZb4qoZ
用意するものは「氷水」です。
大きなカニを解凍するためには、販売時に使われていた発泡スチロールの箱を使うと便利。氷と水を入れましょう。両者の割合は、水10に対して氷3を意識してみてください。たっぷり入れるのがポイントです。
大きめのビニール袋に入れた冷凍ガニを、氷水に漬け込みましょう。
そのままにしておくとカニが浮いてしまうので、上から重石をしておきます。お皿やまな板を使って、カニ全体が氷水に浸かるようにしてください。
カニを押してみて、弾力を感じられたら解凍は完了。500gで約3時間を目安に様子を確認してみてください。
室温が高く氷がすぐに溶けてしまう場合は、その都度補充するようにしましょう。反対に、気温が低く袋の表面に氷が張ってしまう場合は、こまめに取り除いてください。氷をそのままにしておくと、温度が上がらず解凍スピードが落ちる恐れがあります。
カニの解凍方法といえば、「食べる前日に冷蔵庫に移しておく」「流水解凍する」といったものが一般的。「わざわざ大量の氷を用意するのが面倒だな…」と感じる人もいるかもしれません。
ニチレイフーズによると、氷水解凍には以下のようなメリットがあるそうです。
・冷蔵庫や常温で解凍するより早く解凍できる
・ドリップが出にくい
冷蔵庫や常温よりも素早く解凍できるのは、なんとも魅力的なポイントです。急いでいる時ほど、氷水解凍を試してみましょう。せっかく購入したカニは、できるだけおいしく食べたいもの。ぜひ解凍方法にまでこだわって、「ぷりっ」とした食感を体感してみてください。
「冷凍ガニを自宅で解凍すると、どうしても水っぽくなってしまうから…」という理由で、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか。正しい解凍方法を知っていれば、こうしたトラブルは避けられるはず。おいしいカニのお取り寄せを楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]