18日からジェイアール名古屋タカシマヤで始まる、日本最大級のショコラの祭典「アムール・デュ・ショコラ」。
17日には内覧会が開かれ、能登半島地震で被害があった石川県七尾市出身のシェフの姿もありました。
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18日の開催を前に行われた、ジェイアール名古屋タカシマヤの「アムール・デュ・ショコラ」の内覧会。
この日本最大級のショコラの祭典には、世界の約150ブランド、2500種類ものチョコレートなどが集まりました。限定商品は、去年より30種類も増えて約130種類。イベント史上最多の数です。
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会場では能登半島地震の被災地への支援も呼びかけられ、内覧会のスタート前には亡くなった人たちに黙とうがささげられました。そして、今回参加した各ブランドのシェフは約30人。その中には、石川県七尾市出身のシェフがいました。
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「アッシュチョコレートワールド」の辻口博啓シェフです。(辻口博啓シェフ)「(地震の日は)名古屋で餅つきをしていた。それがまさか震源地が石川県とわからなくて。(石川の)家族は大丈夫。とりえず100万は(募金を)しているがもう少し足そうかなと。物資の確保を石川県の出身校の図書館を全部空けて、そこを物資の受け入れ先にして、卵何百キロだとか小麦粉だったり、ペットフードを何トンか集めてそれをピストンしながら七尾市の方にトラックで運んでいる。そういうことしながら今まさにここに戻ってきた」
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辻口シェフがことし作るのは、愛知県産のいちじく、岐阜県産の富有柿、三重県産の伊勢和紅茶などを取り入れたショコラ。ジェイアール名古屋タカシマヤだけの限定商品で、8個入りが3801円。(木藤淳成記者)「三重県産の伊勢和紅茶を使ったチョコレートです。ほんのり紅茶の香りもして口に入れた瞬間なめらかに溶けます」
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(辻口博啓シェフ)「アムールを通して少しでも被災地のためになればと思う。おいしいお菓子を届けるだけではなくて募金もしっかりやって、パティシエとしてやれることをしっかりやる」
また、金沢市から出店した「ショコラトリー雨の詩」。社長の中川さんは…
(中川裕暁社長)「(Q.出店準備は大変だった?)多少の被害や影響は出ていたので、準備は大変だったが何とか間に合った。周りの方々が応援してくれているのはすごく感じている。石川県の魅力をチョコレートを通してみなさんにお伝えして金沢、能登の方へ観光などで戻って来ていただけたらと」
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販売するのは石川の伝統工芸品・九谷焼の小皿がセットになったショコラ。金沢産の「いちご」や「ゆず」に、能登伝統の「はま塩」などが使われていて、ここでしか買えない限定商品です。ゆず味をいただいたところ…(木藤記者)「ほどよい酸味があって、ゆずの香りが口の中いっぱいに広がります。衝撃のおいしさです」
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今回の内覧会には抽選で当選した一般の来場者も。応募総数は約2万1500人。倍率約8倍で、2800人がお目当ての商品を一足早く買い求めていました。(内覧会の当選者)「いっぱい買った。8個。きょうはここで終わり。まだ5回は来る」「(Q.両手にあるが重くない?)重いです。20個くらい。(Q.予算はいくら?)ないです。欲しいだけ」去年は期間中に70万人以上が来場し、34億円以上を売り上げたショコラの祭典!「アムール・デュ・ショコラ」は、ジェイアール名古屋タカシマヤで18日から始まります。
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