水分量を間違えて炊いたご飯、どうすればいい? 再生方法に「もうガッカリしない」

あなたは、米を炊く際に水の分量を間違えてしまったことはないでしょうか。
水が多すぎるとベチャベチャになり、反対に少ないと芯が残ってしまいますよね。
では、誤った水の分量で炊き上げてしまったら、どのようにしてリカバリーすればいいのでしょうか。
創業1882年の老舗米問屋である、くりや株式会社(以下、くりや)協力のもと、水分量を間違えた時の対処法を紹介します。
まずは、水の量が少なく、硬く炊き上がってしまった場合のリカバリー方法です。
米に芯が残るなど硬い状態の場合は、『水や酒を入れて、炊き直す』という方法が挙げられます。
くりやのブログ『お米のくりや』によると、水を少量だけ加えて、もう一度炊飯するか、追い炊きをすることで、リカバリーが可能とのこと。
水だけでなく、少しだけお酒を加えると、旨味と水分がプラスされておいしいご飯に炊き上がるそうです。
ほかには、別の料理にアレンジするのも1つの方法。『お米のくりや』では、「パラパラなチャーハンやピラフがおすすめです。バターやサラダ油を加えて炒めれば、カレーとの相性もよくなります」とアドバイスしています。
芯が残るほど硬ければ水を加えて炊き直し、少し硬い状態なら、別の料理にするといいかもしれませんね。
※写真はイメージ
次に、水の量が多くて柔らかく炊き上がってしまった場合の対処法です。
水の量を多くしてしまったら、レンジで水分を飛ばすという方法が有効です。
『お米のくりや』によると、「柔らかいお米が炊けた場合は、少量をラップで包み、レンジで加熱しましょう。レンジで加熱すると、余分な水分を飛ばすことができます」とのこと。
10~15秒ずつ加熱するなど、短い時間で加熱しながら、好みの硬さになるまで調節するのがポイントです。
また、「硬い米と同じく、ほかの料理にアレンジしてもいいかもしれません」とのこと。例えば、リゾットや雑炊、おかゆにするといいでしょう。
※写真はイメージ
水の量を間違えて炊いてしまうと「終わった…」とガッカリしてしまいますが、再度炊いたり、レンジで加熱したりと、意外と簡単な方法でリカバリーが可能です。
水分量を間違えて炊いてしまったら、諦めずに対処しましょう。
ただし、紹介した方法はあくまで対処。きちんとした炊飯手順で炊いたご飯のほうがおいしいので、水分量を間違えないように注意したいですね。
『お米のくりや』では、さまざまな米にまつわる情報を発信しています。気になる人は覗いてみてはいかがでしょうか。
「お米のくりや」ブログ
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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