冬型の気圧配置が強まり、上・中越の山沿いでは大雪となっているほか、下越と佐渡では雪を伴った強い風が吹いています。気象台は夕方にかけて高波に注意・警戒を呼びかけています。
【齋藤正昂アナウンサー】
「午前8時の新潟市中央区強い風とともに雪が降り続いていて視界も悪くなっています。道行く車もライトをつけて慎重に走っているのがわかります」
北陸地方の上空約5500mにマイナス33℃以下の寒気が流れ込み、冷え込みが強まった16日の県内。
最低気温は三条市で氷点下2.3℃など6つの観測地点で今シーズン最低を更新しました。また、佐渡市相川で風速18.8メートルを観測するなど強い風も吹きました。
【街の人】
「風が強いです。いつもよりは寒い感じがします」
この天気の影響で、佐渡汽船の新潟と両津を結ぶジェットフォイルは終日欠航となっています。最大風速は下越と佐渡の陸上で18メートル、波の高さは県内全域で5メートルと予想されていて、16日夕方にかけて高波に注意・警戒が必要です。
17日午前6時までに降る雪の量は多いところで上・中越の山沿いで40センチ、上・中・下越の平地で10センチと予想されています。
新潟地方気象台は地震で損傷を受けた家屋では積雪の重みによる倒壊に注意するよう呼びかけています。