震災受け任天堂が『神対応』 「さすがの一言」「本当にかっこいい」

たくさんの人が1年の幕開けを祝福していた2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生。
日本海側を中心に甚大な被害をもたらし、中でも、震度7を観測した石川県では、強い揺れによってさまざまな被害が報告されました。
災害発生からおよそ半月が経過した同月16日現在も、被災地では多くの人が自衛隊らの支援を受けながら、日常とはかけ離れたつらい日々を送っています。
同月16日、日本を代表するゲーム会社である任天堂株式会社がウェブサイトを更新。
今回の令和6年能登半島地震で被災した、修理可能な任天堂製品の無償対応を発表しました。
対象者は、災害救助法が適用された地域に住んでいる個人。同社が設けている修理サービス規程に基づき、修理可能な範囲で対応するとのことです。
修理受付の対象期間は、任天堂サービスセンター到着ぶんで、災害救助法の適用から6か月間の同年7月1日まで。
依頼方法は、以下をご覧ください。
【オンライン修理受付】
同社ウェブサイトの『オンライン修理受付』から申し込みの上、次のいずれかを同封して、着払いにて任天堂サービスセンターまで送付。
・『令和6年能登半島地震』という言葉と修理の申し込み番号を記入したメモ用紙
・『令和6年能登半島地震』と記入した、プリントアウトした修理依頼票
【オンライン修理受付を利用しない場合】
以下の事項を記載したメモ用紙を同封の上、着払いにて任天堂サービスセンターまで送付。
・『令和6年能登半島地震』という言葉
・氏名
・返却先の住所
・電話番号
・送付する製品名
・故障の症状
震災発生後、SNS上では「倒壊した家から任天堂のゲーム機が見つかったけれど、ボロボロになってしまった」といった声も上がっていました。
壊れてしまったゲーム機には、たくさんの思い出が詰まっているはず。また、壊れてしまった人の中には、まだ幼い子供など、気軽にゲーム機を買い直せない人もいることでしょう。
任天堂株式会社の対応に、ネットからは「さすがのひと言」「本当にかっこいい」といった称賛の声が相次いでいます。
被災した人たちが、1日も早く、また温かい部屋でゲームをできるようになることを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]

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