マダイ狙いのはずが…スペシャルゲストのタチウオに大興奮!…釣りガール高橋美来のみくみく39フィッシング

宮城県在住の釣りガール「みくみく」こと高橋美来さんによる人気企画の25回は仙台湾で初釣り。マダイ狙いも、サプライズの“スペシャルゲスト”が登場。幸先のいい2024年の幕開けとなりました。
スポーツ報知の読者の皆様、新年あけましておめでとうございます。今年も釣りの楽しさをお伝えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
改めて、私は遊漁船の中乗りをしています。聞き慣れない仕事だと思いますが、遊漁船で船長の補助やお客様のサポートをする仕事なんです。私が乗っている船は仙台・閖上港出港の「ノーザンポセイドン」。春から1月頃まではマダイ狙いの五目釣り、1月末から3月までは根魚狙いで出ています。
そんな私は、新年2日からいざ海へ!
本当は元旦から出船予定で、お客様にもご予約を頂いていたのですが、残念ながら天気が悪く、出船できずとなってしまいましたが、2日は晴天。力強くオレンジ色に輝く初日の出を見ることができました。
この日もマダイがメインの五目スローライトジギングで出船。水深40メートルほどまでの浅めの場所で、40~100グラムほどの小さめの軽いジグを使い、基本的にしゃくらず、10回ほどリールを巻いて落として、巻いて落として…。その名も「ただ巻き」で魚を狙っていきます。簡単な釣り方なので、初心者の方でも挑戦しやすいです。
マダイが釣れにくいシーズンに入った代わりに、季節の変わり目でベイト(捕食する小魚たち)に集まるシーバスやタチウオ、サワラなど、脂が乗った絶品の“スペシャルゲスト”が顔を出してくれます。
50分程移動し、ポイントに到着。しばらくすると、70センチオーバーのシーバスを手始めに、シーバス祭りの開催となりました。タモ入れに魚の絞め作業と、私も大忙し。無事に全員ヒットでおいしいお土産をお持ち帰りできました。
一旦落ち着き、私も釣りをしようかなと思っていると、今度はタチウオがどんどん釣れるではないですか!
太くて大きいタチウオのことを私たちは「ドラゴン」と呼びます。タイはお目見えしてくれませんでしたが、辰(たつ)年にピッタリの縁起物が釣れて、いいスタートが切れました。
タチウオはやっぱりあぶり刺しが一番。ウロコがなく傷がつきやすいので、お刺身用としてなかなか市場に出ない高級魚です。
別の日には私も新記録となる74センチのシーバスをゲット。今年も楽しくなりそうな予感です

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする