熊谷知事「今は募金や寄付を」 民間人ボランティアSNSで賛否 能登半島地震

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県への支援について、千葉県の熊谷俊人知事は11日の定例記者会見で、関係機関による初期対応が続く現状では「募金や寄付などで支援するのが一番」との考えを示した。民間人や有名人が災害ボランティアとして石川県に入ることについて、SNSなどで賛否が分かれている。
熊谷知事は「ボランティアや物資など目に見える形で支援しようという気持ちは素晴らしい」と評価しつつ、交通渋滞などにより救急救命や支援物資の搬送への支障が危惧されていると指摘。石川県がボランティアの事前登録を始めているとし「(ボランティアが)必要になった時、すぐに手を差し伸べられるよう今は事前登録に応じるのが良いのでは」と述べた。
石川県は被災地でのボランティア活動を控えるよう呼びかけている。地震活動が続いており、被災地へ向かう限られた道路が渋滞の可能性があるためとしている。

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