関東気温上がらず 都心は正午まで6℃台 被災地はこの先も低体温症に注意

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今日11日、関東は雲に覆われ、気温の上がり方が鈍くなっています。都心の正午までの最高気温は6.3℃。午後は晴れますが10℃に届かず、体の芯まで冷えるような寒さ。今朝、今季一番の冷え込みとなった北陸以北は、日差しに少しほっとできますが、この先も冷え込み注意。
関東は厳しい寒さ 北陸など前日より気温上昇

今日11日(木)、関東の南海上には低気圧があり、関東は雲がとれにくく、気温の上がり方が鈍くなっています。正午までの最高気温は東京都心は6.3℃。今が一年の中でも最も寒い時期とされる「寒の内」ですが、この時期の平年値を下回る厳しい寒さとなっています。関東はこのあと日が差して、少し気温が上がりますが、都心など今シーズン一番の寒さとなる可能性があります。※東京都心は今シーズン最も低い最高気温が12月24日の8.8℃。また、今朝、今季一番の冷え込みとなった北陸や東北、北海道は日差しがあり、昨日10日(水)の同じ時間に比べると、気温が高くなっています。今日11日(木)正午までの最高気温は、札幌市で0.2℃と2日ぶりに冬日から解放されました。輪島市では今朝はマイナス1.7℃まで下がりましたが、7.2℃まで上がっています。日が差している所も、夕方以降はグッと冷え込みが強まりますので、暖かくしてお過ごしください。
このあと周期的に寒気が南下 一層寒さも厳しく

この先は周期的に寒気が南下し、厳しい寒さとなるでしょう。13日(土)は、冬型の気圧配置となり、日本海側をはじめ太平洋側も風が身に沁みるような寒さとなるでしょう。14日(日)は朝の冷え込みが強まり、北陸の被災地は再び広く、氷点下の冷え込みになりそうです。15日(月)以降、今季一番の寒気が南下し、全国的にこれまで以上に一層厳しい寒さになりそうです。都心も10℃に届かないでしょう。被災地では日中も3℃以下と凍えるような寒さになるでしょう。低体温症にかからないように、できる限り暖をとってお過ごしください。
体温を調節するポイント

地震の影響で、被災地ではいまだ停電が続き、物資が行き届かない状況が続いている所があります。上図は、体温を調節するポイントです。できるだけ首の後ろ、わきの下、尾てい骨の上の箇所をあたためるようにしてください。また、お湯を入れたペットボトルで湯たんぽを作ることもできます。新聞紙やアルミホイルなど、身近なものを使ってできるだけ暖をとる工夫をしてください。

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