マットレスや靴下… 寒さしのぐ“安眠セット”を被災地へ「みんなで乗り越えていけたら」【新潟】

元日の地震で甚大な被害を出し、多くの人が避難生活が続ける石川県に向け、日本赤十字社新潟県支部が1月11日、救援物資を送りました。

避難生活が続く石川県珠洲市へ救援物資を届けようと11日朝、新潟市中央区の日本赤十字社新潟県支部では救援物資の積み込み作業が行われていました。

【真保恵理アナウンサー】
「厳しい寒さの中での避難生活、少しでも寒さをしのげるようにと、支援物資の中にはマットレスや靴下などが入っています」

「被災地では寒さが睡眠の妨げになっている」との声に応え、新潟県支部で備蓄していた安眠セット100箱・500人分を届けます。

この日は新潟青陵大学の学生2人もボランティアとして参加しました。

【新潟青陵大学 中澤彩乃さん】
「直接石川に行って援助することができないので、こういう支援物資の形で力になれればと思って今回参加した」

【日本赤十字社新潟県支部事業推進課 三星多佳子 係長】
「1~2時間でもしっかりとした深い睡眠をとっていただけるとありがたい。一人でこの災害を乗り越えるということではなくて、みんなで一緒に乗り越えていけたらいいなと考えている」

また、新潟県支部は物資の輸送に合わせ、近隣の学校の児童・生徒がメッセージを書いた応援フラッグも用意。救援物資とともに今日中に被災地に届けられる予定です。

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