自民党の派閥が政治資金パーティーの収入の一部を裏金化したとされる事件で東京地検特捜部が近く、池田佳隆衆院議員を政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めたことがわかりました。
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自民党の安倍派をめぐっては、政治資金パーティーの収入の一部が派閥側から議員側にキックバックされ政治資金収支報告書に記載されず、裏金になっていた疑いがあります。
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池田佳隆衆院議員側も過去5年間で4000万円を超えるキックバックを受けその収入を収支報告書に記載していなかった疑いがあり、東京地検特捜部は先月27日、議員会館の事務所などを、家宅捜索していました。
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池田議員側は先月、収支報告書への不記載を認め訂正しましたが、その後の関係者への取材で、特捜部が近く池田議員を政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めたことが分かりました。
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特捜部は収支報告書の不記載について池田議員本人が関与していたと判断した模様です。