〈祝・結婚〉「一生独身かと思っていましたよ」人気タレントばりの多忙さ、他局の番組もチェックするストイックさ…TBS内でも謎のベールに包まれていた安住アナ(50)の結婚に元教育係アナが明かす心境

能登半島地震に羽田空港事故と不穏なニュースでの幕開けだった2024年。そんな中、数少ない吉報が国民的人気を誇るTBS男性アナウンサー、安住紳一郎(50)と元タレント・西島まどかさんとの結婚報告だ。元TBS女性アナで安住アナの教育責任者も務めた吉川美代子アナに祝福の言葉とともに、知られざる安住アナの一面を聞いた。
安住アナの結婚は本人の口から発表された。1月4日、自身がメインキャスターを務めるTBS『THE TIME,』(月~金・朝5:20~)の番組冒頭で「年が明けましてから大きなニュースが続いています。被害に遭われた皆さまに心よりお見舞いを申し上げるとともに、令和6年、2024年がいい1年になりますように改めて強く願っております」と挨拶。続けて「不肖、私、安住紳一郎、お正月に結婚いたしました。家庭を持つことになりました。これからも一生懸命に朝の番組に奉公したいと思います」と元旦に結婚したことを報告した。また「50で初婚ですからね」と自身で笑うも、安住アナといえばこれまで芸能記者泣かせと言われるほど恋愛ネタが浮上しない人物だった。週刊誌記者は言う。
結婚を発表した安住アナ(写真/共同通信社)
「安住さんは過去に一度だけ週刊誌で元カノによる安住さんとの馴れ初めや交際の様子について暴露されたことがありますが、それ以外はほとんどなく、プライベートでデート風景をキャッチされたこともなければ、遊んでるところさえ押さえられたこともないほど、女性関係はさっぱりの人でした。また、仮に張り込みをしてもカメラや追跡する車を見つけるのがうまく『週刊誌泣かせ』ともいわれていました」元TBSアナで安住アナの新人時代には教育の責任者として約3ヶ月間ほど彼を見ていた吉川美代子アナも「安住は一生独身かと思ってましたよ、私は!」と驚く。「テレビでもラジオでもメイン番組を持つ仕事一筋、仕事に全力投球する彼だからこそ、今回の結婚報告には驚きましたけど、彼も50歳でしょ。そろそろ体力気力だけでは無理が利かないお年頃ですよ、彼が今後も生涯現役でやってくためには家庭という、心身ともに支えとなる場所というか、相手ができたということは、本当に喜ばしいことです!」安住アナの新人時代を見てきたという吉川アナだが、それ以降は社内でもほとんど顔を合わせることはなかったという。
吉川アナ(本人インスタより)
「私は報道アナウンサーなのでアナウンス部より報道局にいることが多く、彼は芸能班でバラエティ番組の収録やロケなどでアナウンス部にはあまり顔を出さなかった。しかも、彼は社員でありながら人気タレント並みの多忙さで、安住の勤務管理をしていた芸能班デスクでさえ彼との連絡には苦心していたようです。アナウンス部でもなかなか会えない存在として謎に包まれた存在でした(笑)」
社内でまで謎の存在だったという安住アナ。どんなふうに謎なのかも聞いた。「売れっ子アナで仕事が忙し過ぎて、管理職になっても週一で行われる会議にほとんど顔を出しませんでした。とにかくアナウンス部にいないので。当時はアナウンス部員に伝言などがある場合は、名札のところに書いた紙を貼っておくと出社した時にそれを読んでチェックしていたのですが、いつまでたっても読んだ形跡なし。今はどうなっているのやら。たまに夜遅くにアナウンス部にいくと安住とばったり会って、『ワアー、安住アナだ!』と私の方が感動したり(笑)」だからこそ、吉川アナも安住アナの結婚報告には驚いたという。「安住は自分の出演番組だけでなく、他局のテレビやラジオも録画・録音しては、それらすべてをチェックするほどの仕事熱心ぶりで、家には何台ものテレビがあるというのは社内で有名でした。十数年前からは働き方改革で、残業や休日出勤が多かった安住も強制的に休みを取らされている思いますが、その休みのときですら番組チェックに余念がなかったはず。すべてが仕事優先でストイックな人という感じがしていたので、女性とのデートに時間を割くようなこと自体が想像つかないというか。家族団欒しているような姿も想像できないし」実際、安住アナは、自身がパーソナリティを務める同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10:00)では「前から話している通り、私、共同生活には向いていないタイプなので、いわゆる別居婚というか、一緒には住んでいないんですよね」と明かしている。それだけに吉川アナは、お相手の西島まどかさんについては「そんな安住のペースに合わせてくれるような、自立したおおらかな女性なのではないか」と想像する。「テレビで見る安住のイメージは、親しみやすく朗らかそのものだと思うんですけど、仕事以外ではそうでないかもしれない。お茶の間で好かれる人気アナでも、裏では人知れずに大変な努力をして様々な勉強をしているはず。悩んだり反省したりイライラすることもあるでしょう。だからリビングで仮に安住がブスーッとした顔しても放っておけるような心の広さとか、どちらが無理するでもなく居心地のいい空間を築き合えるような女性なのかなと想像しています。本当に、心からおめでとうと言いたいです! TBSにも生涯独身の男性アナはいらっしゃったし、てっきり安住もそうなるのかなと思っていたから…」
TBS社屋
安住アナから直接の結婚報告はあったかと問うと「ないです!」ときっぱり。「私がTBSにいたとき、アナウンス室の誰かと安住が特に親しいということは聞いたことがありませんでした。多分、TBSのアナウンサーたちも結婚報告きいてびっくりしたのでは。私は定年後10年近くたった今でも、後輩や先輩アナウンサーと連絡とりあって時々は食事したりしています。フリーなって活躍している後輩たちからもメールがきたりしますが、でも安住とはそんなことはないので。」改めて、と吉川アナは安住アナの結婚を喜んだ。「これからもますます精力的に仕事もやっていくのだろうけど、結婚したからって彼の仕事のスタンスは何も変わらないようにも思いますね。でも年齢を考えたら、体力や精神的にも若いころとは違って頑張りがきかずに疲れもたまってくるころですから、結婚にはいいタイミングだったのかも。同じ家に誰かが住んでいるって感覚は心が安らぎますし、健康を気遣ってくれる人がいてくれるのは安心です。毎日、朝からテレビにラジオにと出ずっぱりの安住にそんな安心を感じてほしいと思います。本当におめでとうございます」自ら結婚報告した『THE TIME,』で安住アナは「これからも一生懸命、朝の番組に奉公したいと思います」と、奉公を強調しながら笑みを浮かべた。これからも安住さんの爽やかな笑顔を見続けたい。取材・文/河合桃子

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