「日本有事はつまり台湾有事です」 支援に14万人が感謝「泣けてくる」

2024年1月1日に、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震が発生。
日本海側を中心に多くの地域では家屋倒壊や地割れなど、甚大な被害に見舞われました。
被災した地域の状況を受け、多数の企業や著名人が支援物資の提供や高額な寄付を実施。徐々に支援の輪が広がっています。
同月5日に、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統はX(Twitter)を更新。
「日本有事はつまり台湾有事です」という力強いメッセージとともに、今回の災害による被災地支援と復興協力のため、6千万円の寄付を決めたことを報告しました。
日本有事はつまり台湾有事です。わが国は、石川県能登半島を震源とする地震の被災地支援と復興協力のため6,000万円の寄付を決めました。また、日本のために何かしたいという台湾の人々のために、本日(5日)より政府による義援金口座も開設し、寄付を受け付けています。…
蔡総統によると、同日より政府による義援金口座も開設し、寄付も受け付けているとのこと。
また、投稿には温かなエールが添えられていました。
台湾と日本はこれまでも、相手が最も助けを必要としているときに、まるで家族のように支援の手を差し伸べてきました。
頑張れ、日本!被災地の皆様が一日も早く正常な生活に戻れるよう願っています。
@iingwen ーより引用
2011年の東日本大震災をはじめ、日本で災害が起こるたびにいち早く支援を申し出てくれていた、台湾。日本もまた、台湾の災害支援を行ってきました。
これまで、家族のように手を差し伸べ合ってきた台湾と日本だからこそ、蔡総統の「頑張れ、日本!」との熱いエールは、胸にこみ上げるものがありますね。
台湾からの支援は反響を呼び、投稿には14万件を超える『いいね』と、多くの感謝の声が寄せられています。
・「日本有事はつまり台湾有事です」という言葉は、強い信念がないと使えませんよね。国と国の相互関係のあり方を考えさせられます。
・台湾のみなさんありがとう、泣けてくる。落ち着いたら遊びに行かせていただきます!
・本当にありがとうございます。いろいろな災害が起こるたびに、日本と台湾の強い絆を感じます。
・台湾と日本の友情は本当に素晴らしいですね!お互いに困難な時に支え合う関係は本当に家族のようです。
ピンチの時こそ、真摯に寄り添い助けてくれる存在が心強く感じるもの。
困難な状況での相互の支えが、両国の絆をさらに強めるものになるでしょう。
[文・構成/grape編集部]

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