2万2千円分の両替、返ってきた大量の紙幣が予想外すぎる 「偽札と思った」の声も…

正月といえばお年玉。千円札、五千円札、一万円札が大忙しの時期である。
なお以前X(旧・ツイッター)上では、もはや都市伝説の域に両足を踏み込んでいる「第4の紙幣」が思わぬ場所で大量に発見され、話題となっていたのをご存知だろうか。
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今回注目したいのはヴァイオリニスト・前田妃奈さんが投稿した1件のポストで、投稿には「リトアニアで両替したら全部二千円札で返ってきたんだが(笑)」と、綴られている。投稿に添えられた写真を見てみると…。
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そこには、大量の二千円札を手にした様子が収められていたのだった。

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もはや日本国内では、目にすること自体がレアケースと言える二千円札。前田さんも、まさかヨーロッパで大量の二千円札に遭遇するとは、夢にも思わなかっただろう。

こちらのポストは、投稿からわずか数日で1万件以上ものリポストを記録するほど話題に。他のXユーザーからは「日本中の二千円札がここにあったのか…」「二千円札、リトアニアに集結している説」「海外で生き残ってたとは…」など、驚きの声が多数寄せられていたのだった。
同紙幣は2000年、沖縄サミット開催を記念して発行されたもの。しかし、前出の通り現在は目にする機会が激減しており、若い世代のネットユーザーからは「初めて見た」「偽札かと思った」などの声も。
なお、二千円札は「沖縄では日常的に使用されている」という目撃談がネット上では定期的に話題となっている。そして、どうやらエストニア以外の海外諸国でも「二千円札に遭遇した」というケースが散見されるようなのだ…。
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リトアニアで両替したら全部2000円札で返ってきたんだが笑笑笑笑 pic.twitter.com/aJhasxiVgd
前田妃奈 Hina Maeda (@HinaMaeda_vn) December 10, 2023
「海外で二千円札を多く目撃する」理由の仮説として提唱されているのが「外国人にとって馴染みのある数字だから」というもの。
日本では硬貨は一円玉、五円玉、十円玉、五十円玉、百円玉、五百円玉、紙幣は千円、(二千円)、五千円、一万円…といった具合に1、5、10の値を基準としているが、海外の通貨はこれらに「20」を加えたケースが多い。
例えばアメリカの20USドル紙幣、ヨーロッパの20ユーロ紙幣、中国の20元紙幣といった具合だ。
また、海外では商店等で高額紙幣を使用する際、店側が受け取り拒否をするケースも見られる。そのため、日常の買い物では「大きすぎない金額」の紙幣が好まれる傾向にあるのだ。
これら2つの要素を考慮し、ネット上には「諸外国では二千円札が親しまれているのでは…」と、推測する人も少なくない。

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ポスト投稿主・前田さんは、今回の出来事について「リトアニアの空港の両替所にて、ユーロから日本円に両替したもので、11枚の二千円札になります」と、振り返っている。
続いては、リトアニア現地にて日本円への両替をした際に「大量の二千円札」に遭遇するのは日常茶飯事なのかを探るべく、「株式会社 阪急交通社」に話を聞いてみることに。
ことの経緯を説明したところ、同社のリトアニア担当者からは、そうした事実は確認できなかった。やはり各両替所ごとの方針の違いや、国内でも地域差があるいうことなのだろうか…。

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秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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