“大谷翔平推し”の歯科クリニック、待合室を「ドジャースルーム」へ 「歯医者に来るのが楽しみになれば」

WBCでの大谷の活躍で注目を集めた埼玉県越谷市「かみむら歯科・矯正歯科クリニック」の一角にある“エンゼルス翔平待合室”。同クリニックの上村英之理事長はメイン待合室を24年春にドジャースルームにする計画を明かした。
待合室の一角、真っ赤な壁に大谷が使用したヘルメットや、ロジンバッグなど4500万円ほどかけた約60点の大谷グッズが並ぶ。
大谷のドジャース移籍により、真っ赤な部屋を残しつつ、現在のエンゼルスコーナーの3倍ほどのメイン待合室を青く染めようとすでに設計士と話し合いを進めているという。エンゼルスコーナーの改装には1000万円がかかったといい、「今回はどうしようか…」と頭を悩ませている。
「歯医者に来るのが楽しみになれば」というのがかみむら歯科の思いだ。待合室や診察室を改装することによって、子どもたちだけでなく、大人も自ら足を運びたくなる歯科クリニックを目指している。「また、グッズの多くはオークションで落札しています。オークションだと一部は寄付に回されるということで、そういった意味でも自分の楽しみが少しだけでも社会の役にたっていればとも思います」
ドジャースの大谷グッズも一から集めるつもりだ。まず飾りたいのは開幕戦のチケットだという。だが、もうこれ以上広い部屋はない。上村氏は「もう他のチームに行かず、生涯ドジャースで野球を楽しんで、優勝を目指して欲しいですね」と願った。(瀬戸 花音)

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