年末年始を沖縄で過ごす人の帰省ラッシュが29日、本格化し、那覇空港の国内線は混雑のピークを迎えた。到着ロビーには、スーツケースや土産を抱えた帰省客や出迎えの家族らが久しぶりの再会を喜び、にぎわった。航空各社によるとUターンのピークは来年1月3、4日だという。 浦添市から家族3人で到着ロビーに来た知念琉偉さん(10)は、宮古島から帰省する会社員の父・寿さん(44)を今か今かと待ち構えていた。一緒にゲームセンターや銭湯に行くと声を弾ませ、「お父さんに会えるのが楽しみ。たくさん遊ぶ」と笑顔を見せた。 那覇市の金城正さん(67)は、大阪府から帰省した長男の悟さん(32)と孫の結ちゃん(2)が現れると満面の笑みを浮かべた。1年ぶりの再会で「久しぶりに見た孫はすっかり大きくなった」とうれしそうだった。(社会部・塩入雄一郎)「大きくなったね」久しぶりの再会喜ぶ 年末年始の帰省ラッシュ…の画像はこちら >>