ジェットスター8便欠航 成田発着も 31日も13便で予定

乗務員らでつくる労働組合の一部が22日から続けているストライキの影響で、格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン(成田市)は30日、成田空港発着を含む国内線計8便を欠航した。運航予定便数の8%ほどに当たり、約1400人に影響。31日も計13便の欠航(30日午後7時時点)を決めた。他の便への振り替えや料金の払い戻しなどで対応する。
ジェットスターによると、30日にストの影響で欠航したのは成田空港と熊本・鹿児島・新千歳の各空港を往復する6便など。日本航空などは、成田と新千歳・鹿児島の往復計4便で臨時便を運行した。
31日もストは続行される予定で、成田と福岡・那覇・新千歳・旭川を往復する計10便、関西国際空港との片道1便などが対象となる。
同ストは所定労働時間の計算方法などを巡る組合からの要求に会社側が合意せず22日から実施。組合は来月7日まで行う旨を会社側に通知している。
同社担当者は「年末の繁忙期に欠航となり、お客様や関係者に多大なるご迷惑をおかけし、お詫び申し上げる」と述べた。

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