前明石市長・泉房穂氏、「モーニングショー」で「裏金事件」を巡る田崎史郎氏の発言へ反論…「全員いなくなったって誰も困らない」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は29日、自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件で東京地検特捜部が28日に派閥から5千万円超の還流を受け、裏金にしたとされる大野泰正参院議員(岐阜選挙区)の東京・永田町にある議員会館事務所や、千代田区の議員宿舎など関係先を家宅捜索したことを報じた。
4千万円超を受領したとされる池田佳隆衆院議員(比例東海)に続き、2日連続の強制捜査。特捜部は政治資金規正法違反(不記載など)の疑いで高額還流議員を重点捜査し、政治家本人の立件の可否を検討する。
コメンテーターを務めた前明石市長で元衆院議員の泉房穂氏は裏金事件について「徹底的に捜査を続けるべきであって、マスコミもすぐに金額のことで『いくら以上』とかいいますけど、捜査を続けるなら国会を開会中でも捜査を続けるべき。検察も頑張った方がいい。見せしめ的にやっているような気もしますから抜本的にやり続けて欲しい」などと提言した。
これに政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「金額で線を引くのはおかしいんですけど、全部、数十万円でも摘発したら安倍派の議員はすべて関わってしまうでしょうね。そうしたら90人ぐらい、いなくなったら大変ですから」と指摘した。
この発言に泉氏は「いや、大変でもないですよ。全員いなくなったって誰も困らないですよ」と反論した。さらに「逆にきれいに一掃してもらって新たな方が立候補されて、新しい政治が始まった方が新しい日本の夜明けが始まると思います」などと指摘し、検察が徹底的に捜査することを繰り返し期待した。

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