妻の心臓を包丁で一突きした夫が逮捕 「朝食の手作りパンケーキ…の画像はこちら >>
アメリカで、口論になった妻の背中を包丁で突き刺し、殺害した夫が逮捕された。『New York Post』『ABC 7 News』などが伝えている。
10日朝、ワシントンDC在住の妻(81)が、夫(85)のために朝食にパンケーキを作った。
夫はうつ病と過食症を発症してしばらく入院し、最近になって退院したばかりだったという。体重が通常期から20キロほど減ったため、心配した妻は甘いパンケーキを食べさせ、体重を増やそうと画策していた。
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しかし妻の思いとは裏腹に、夫はこの日、朝食を取らないと決めていた。前日にドーナツの4分の1を食べていたからだ。
それでも妻がめげずにパンケーキを食べるように迫ったところ、2人は口論に発展し、妻が壁にお皿を投げつけるなどヒートアップ。同じく興奮した夫が包丁を取り出し、妻の背中に突き刺した。
騒ぎを聞きつけた近所の住人が夫妻の息子に連絡したものの、息子が駆け付けたときには、妻は意識のない状態で床に倒れていた。救急隊が呼ばれるも、死亡が確認されたという。
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のちに妻の司法解剖が行われ、背中の刺し傷は1ヶ所だけだったことが分かった。しかし傷は深く、心臓を貫いていたという。
事件直後、夫は茫然とした様子で立っていたそうだが、ケガを負っていたため、病院で治療を受けた後に殺人罪で逮捕された。夫のケガは自分でつけたもので、軽いものだったという。
捜査員によると、夫は容疑を認めて「妻を殺してしまった。私にパンケーキを食べさせようとした妻と、ひどい口論になった」「妻は怒り狂って叫び声を上げ、私にパンケーキを投げつけた」などと自供しているそうだ。
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ニュースが報じられると、ネット上では「包丁で心臓一突きとは、あまりにも残酷。愛があるとは思えない」「夫のためを思って作ってくれたのに。ひどすぎる」など、夫を批判する声が集まった。
その一方で、「過食症とかメンタルを病んでいる人に、甘いものを強制とすること自体問題」「高カロリー料理は他にもある。パンケーキしか作れない料理下手なのか」など、妻の対応を疑問視する声もあがっている。